■ 正規表現の活用 ■
正規表現とは、文字列をあいまいに表せる、一種の特殊文字を用いた表現です。
例えば、任意の文字列を現す特殊文字 "*" を使えば、
「*.zip」 とすることで、拡張子 "zip" を持つすべてのファイルを指定することが出来ます。
この "*" の様に特殊な役割を持つ文字は、「メタキャラクタ」と呼ばれます。
これら、「正規表現」と呼ばれるテクニックを覚えると、
ファイル処理や文字列の検索などで、柔軟な文字列指定が出来てとても便利です。
ここでは、Linux のコマンドライン(シェル)環境で使えるメタキャラクタを紹介してみます。
● シェルで使えるメタキャラクタ
* |
0文字異常の任意の文字 |
? |
任意の1文字 |
[ ] |
[ ] で囲まれた文字のいずれか1文字に一致する文字 |
\ |
直後の文字をメタキャラクタとして扱わず、文字そのものとして扱う。 |
(例) カレントディレクトリ内の、拡張子 ".jpg" のすべてのファイルを削除する
その他、応用例は様々です。
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